肝炎ウイルス検査を呼びかける街頭宣伝活動を行いました!

本日,全国B型肝炎熊本訴訟弁護団が,下通りパルコ前において,肝炎ウイルス検査を呼びかける街頭宣伝活動(ポケットティッシュ配り)を行いました。

中島弁護士を含む弁護士14名に加えて,原告の方々にも参加していただきました。

用意した約1500個のポケットティッシュは,下通りを通った方々にほぼすべて受け取っていただき,30分程度で行動は終了しました。
新聞社の取材だけでなく,テレビ取材までしていただきました。

B型肝炎訴訟とは,集団予防接種の注射器の使い回しによるB型肝炎患者・感染者が,国を被告として損害賠償を求めている訴訟です。

この集団予防接種によるB型肝炎ウイルスの感染被害については,2011年6月28日,国との間で、被害者救済に関する基本合意が締結されました。

これによって現在では,集団予防接種の際の注射器の使い回しによってB型肝炎ウイルスに感染した被害者の方々の救済が行われています。

弁護団は,B型肝炎を含むすべてのウイルス性肝炎患者が安心して暮らせるよう,今後も国と協議を重ね,治療・支援体制の強化を目指しています。

感染に心当たりのない方も,過去の集団予防接種で感染している可能性がありますし,感染に気づかずに放置すると,慢性肝炎・肝硬変・肝がんに進行する危険があります。

検査は,保健所や委託医療機関で無料で受けられますので,ぜひ,検査を受けていただければと思います。

横断幕の写真は,弁護団の田中真由美弁護士と中村輝久弁護士です。